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シリコンバレーで感じるオープンマインドな風
久しぶりのアメリカ生活には新鮮な驚きがたくさんあった!

榎本真太郎 MS&AD Ventures Inc シリコンバレー駐在

2022.10.21

読み終わるまで:3分

自宅では英語以外を話すのがカリフォルニアの常識!?

MS&AD Ventures に所属し、シリコンバレーに赴任したのが2020年4月。父親の仕事の関係で小学2年からの10年間、アメリカのニュージャージー州とニューヨーク州で暮らした経験をもつ榎本さんですが、久しぶりのアメリカ生活の中で、あらためて様々な気付きがあったそうです。

「様々な国籍・バックグラウンドをもつ人が集まるカリフォルニアでは、ほとんどの方が自宅で英語以外の母国語を話しているんです。私も家では日本語、外では英語の会話です。3歳の息子はいま日本語を話していますが、保育園が始まれば英語で話すことに。どちらの言葉も話せるようになるといいな、と今から楽しみです」

ランチのサンドウィッチが14ドル!驚くべき物価の高さ

業界初のメタバース上の拠点「GDHメタ」を開設

約10年ぶりとなるアメリカ生活で驚かされるのが、家賃や日用品など物価が恐ろしく高くなっていることだそう。「今日もお昼に食べたサンドウィッチが14ドルと、日本円で2,000円近い値段。でもそのぶん、たとえばハンバーガーショップのアルバイトの時給が18ドルと高水準だったりします。そのため、外食よりも家庭で料理をする機会が増え、料理のスキルが上がりました。」と話し、生活面でのバランスは取れているそうです。

また驚きといえば、世界のビジネスの最前線であるシリコンバレーならではの光景に触れたこと。「アップルの共同創業者であるスティーブ・ウォズニアック氏やマイクロソフトのビル・ゲイツ氏など、世の中に大きなインパクトを与えている人たちに会うことができたのは胸熱でした」

お気に入りのスポットは「クレーターレイク」

ビジネスシーンの大転換に備えて業界はどう動く?

そんな榎本さんのもっぱらの息抜きは、家族と出かける国立公園巡りです。「自然いっぱいの国立公園がたくさんあるのがアメリカのいいところ。いま家族の一番のお気に入りが、シリコンバレーから7時間ほど北に車で走ったオレゴン州にある『クレーターレイク』です。クレーターレイクは世界で最も美しく、澄んだ湖と言われていて、まるで吸い込まれるような絵のような景色。子どもたちも大喜びでした」

ビジネスシーンの大転換に備えて業界はどう動く?

開放的なまちの雰囲気そのままに、職場であるMS&AD Venturesのチームメンバーは、お互いにファーストネームで呼び合う風通しの良さが自慢だとか。「メンバー同士の距離が近いので、自由に何でも意見が言えます。日本にありがちな、上司にこんなこと言うと…なんていう感覚はまったくない(笑)。みんなポジティブ思考で、お互いの意見を尊重し合い、社会課題の解決に向けて真剣に取り組んでいるのが印象的ですね」

それぞれが目的をもってシリコンバレーにやってきて、自分のやりたい仕事に就いているからこその雰囲気。そうした自由闊達な空気感が、アメリカでの生活そのものを前向きなものにしてくれているそうです。

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URAYOMI

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